CAT(contemporary art trial)


2001年、神奈川県相模原市にて、現代美術家7名によって立ち上げられた(小原義也、菅沼稔その他)。それ以降毎年秋に相模原市のグリーンホールを会場に展覧会を開催、今年2010年で10回展を迎えたが、諸般の事情にて今回でファイナル展となった。この間参加した作家は延べ200名を越える。2010年に参加した作家は以下の25名である。

小原義也 松山徹 ジョン・ボルマー 田辺修 日下賢二 和田喜代 富田俊明 達和子 大沼正昭 松本旻 大貫博福島せつ 鶴巻美智子 横田瑛子 菅沼稔 森哲弥 中谷欣也 渡辺直行 五島三子男 小高一民 和田憲治 吾妻勝彦 梅原健二 野見山由美子 高田芳樹

本来は劇場空間であるが、その特異な空間を現代芸術表現の場に置き換えた業績は、日本近代美術に大きな足跡を残し、その美しさは世界に類をみないであろう。


      
 会場風景  初日のオープニングパーティ   菅沼稔の巨大絵画,3.5x5.3m
      
 高田芳樹は世界を採取した画像を流した  渡辺のキヌイトソウが鮮やか 小原義也はキネチックともいえる光を取り入れた絵画を提供した